首相元秘書「間違いありません」=検察側、禁固2年求刑−偽装献金事件・東京地裁(時事通信)

 鳩山由紀夫首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」をめぐる偽装献金事件で、政治資金規正法違反罪に問われた元公設第1秘書勝場啓二被告(59)の初公判が29日、東京地裁(平木正洋裁判長)であり、勝場被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は禁固2年を求刑し、公判は即日結審した。
 検察側は冒頭陳述で、勝場被告が2002年ごろ、鳩山家の側近に東京事務所の財政難を訴え、側近が母親と相談した結果、母親が毎月1500万円を、自由に使える資金として援助することが決まったと指摘。
 勝場被告は収支報告書の作成時に、まず支出総額を決めた上で、それに見合う収入額を設定。足りない分は過去に寄付した人や、手元にあった名簿や名刺の名を無断で使用して水増ししていたとした。
 事件では、芳賀大輔元政策秘書(55)=現在は私設秘書=が会計責任者としての重大な過失があったとして略式起訴され、鳩山氏は嫌疑不十分で不起訴とされた。 

【関連ニュース】
鳩山首相元秘書、29日に初公判=起訴内容認め、即日結審へ
北教組事件の起訴「極めて遺憾」=文科相
北教組事件で2人起訴=民主・小林議員は辞職否定
可視化法案、今国会見送り=提出は来年以降

<イチゴ狩り>甘い香りに誘われて…愛知・豊田(毎日新聞)
<奈良5歳餓死>両親を起訴 保護責任者遺棄致死罪(毎日新聞)
県内限定の幕の内弁当を試食=熊本〔地域〕(時事通信)
首相動静(3月22日)(時事通信)
子ども手当法が成立=民主主要施策で初、6月から支給(時事通信)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。